血液透析
腎臓の働き
① 体の中で不要になった老廃物(クレアチニン・尿素・尿酸等)を尿として排泄
② 水分調整(余分な水分を尿として排泄)
③ 電解質(ナトリウム・カリウム・カルシウム・リン等)バランスの調整
④ 血液の弱アルカリ性維持
⑤ 造血刺激ホルモンの分泌
⑥ ビタミンDを活性型ビタミンDにして血液中のカルシウム吸収補助
⑦ 血圧調整
② 水分調整(余分な水分を尿として排泄)
③ 電解質(ナトリウム・カリウム・カルシウム・リン等)バランスの調整
④ 血液の弱アルカリ性維持
⑤ 造血刺激ホルモンの分泌
⑥ ビタミンDを活性型ビタミンDにして血液中のカルシウム吸収補助
⑦ 血圧調整
人工透析は、上記の腎臓機能の①~④を代行する治療です。他の⑤~⑦については薬剤などによって補うことが可能です。しかしながら腎臓の働きを全て代行することは現在の医療では不可能であり、透析が長期になるにつれて色々な合併症が現れやすくなります。これら合併症を早期発見、治療できるように院長をはじめスタッフ一同、取り組んでいます。
当院では、超純粋透析液を使用したon-lineHDF(血液濾過透析)やI-HDF(間歇補充型血液透析濾過)も行っています。
on-lineHDFの有効性として透析アミロイドーシスの予防、食欲、貧血、掻痒症、むずむず足症候群の改善、骨・関節痛の軽減などの効果が期待され、I-HDFでは透析中の血圧の安定、透析膜の洗浄効果等が期待されており、患者様の症状に合わせた治療の提供が可能となっております。
良好な透析を行うための取り組み
フットケア
フットケアの取り組みとして定期的にABI検査や下肢エコー検査を行っています。患者さんの足を観察し、白癬、ウオノメやタコ、爪の病変、外傷などの変化をしっかり捉え、適切な処置と指導を行っています。
ABI検査
手と足の血圧の比較や脈波の伝わり方を調べることで、動脈硬化の程度を数値として表したものです。
この検査を行うことにより動脈硬化(血管の老化など)の度合や早期血管障害を検出することができます。
この検査を行うことにより動脈硬化(血管の老化など)の度合や早期血管障害を検出することができます。
運動療法
筋力保持のために透析中にボール運動療法を取り入れています。
NSTの組織と役割
NSTとは職種の壁を越えたチーム医療です。医師、看護師、臨床工学技士、管理栄養士によるチームによって、患者様に対しての栄養状態の評価判定を行い、栄養状態を改善することに取り組んでいます。
バスキュラーアクセス管理
毎回の治療の際にシャントの観察、聴診を行っております。また、適宜エコーにてシャントの状態を評価し、シャント管理を行っております。
透析台数
透析室
| 透析台数 39台
|
病棟(個室)
| 透析台数 3台
|
各ベッドに個人TV(ケーブルTV)を完備(無料)
|
透析治療時間
月・水・金
| 6:15~23:30
(早朝透析も行っておりますのでご希望の方はご相談ください。) |
火・木・土
| 8:10~16:00
|
その他
個人用ロッカー
| 有り(無料)
| 駐車場
| 有り(無料)
|
院内調理による作りたてのお食事の提供(一食500円)
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無料送迎も行っておりクリニックから患者様の自宅の入り口まで運転手がきめ細やかに対応します。
いつでも見学することができますのでご希望の方はお気軽にご連絡ください。
いつでも見学することができますのでご希望の方はお気軽にご連絡ください。
旅行透析
旅行透析も随時受け付けております。
当院は、熊本市中心部にも近く、南熊本駅より徒歩3分の場所にあります。
月・水・金の透析では、早朝6時15分より23時30分まで治療を行っております。
熊本へご旅行の際にはお気軽にご連絡下さい。
また、当院の患者様で県外に旅行などに行かれる際にも旅行先近くの透析病院をご紹介しております。