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血球成分除去療法

潰瘍性大腸炎に対する血球成分除去療法

潰瘍性大腸炎に対する血球成分除去療法は、2000年4月よりGCAPが、2001年10月よりLCAPが保険適応となり、当院でも2000年よりCAP療法を施行しています。
GCAPはアダカラムという特殊なビーズが詰まった吸着器を使用し、白血球中の顆粒球、単球を吸着除去し、現在クローン病の治療としても保険適応となっています。
LCAPはセルソーバという特殊なフィルターの入った吸着器を使用し、白血球中の顆粒球、単球、リンパ球と血小板を吸着除去します。悪性関節リウマチに対しても保険適応となっています。
 
 

潰瘍性大腸炎とクローン病

潰瘍性大腸炎は、主として粘膜を侵し、しばしばびらんや潰瘍を形成し、主症状は下痢、下血、粘液便、粘血便、腹痛、発熱などを起こす原因不明の大腸の難病です。
症状が良くなったり(寛解)、悪くなったり(再燃)を繰り返すのが特徴です。
潰瘍性大腸炎の患者様でCAP療法の適応になるのは、重症か劇症、または副腎皮質ステロイド剤などの薬物療法が効果不良の場合です。 
 
クローン病は、繊維化や潰瘍をともなう腸管全層を侵す肉芽腫性炎症性病変からなり、主症状は下痢、全身倦怠感、体重減少、発熱、貧血、腹痛などを起こす原因不明の消化管全体の難病です。
クローン病で、栄養療法や薬物療法が無効で、大腸病変に伴う症状がある中等症から重症の患者様は、
CAP療法が行えるようになりました。

治療時間について

CAP療法の治療時間について

治療時間は約1時間です。
月、水、金は8時~21時まで (入室時間は20時まで)
火、木、土は8時~16時まで (入室時間は15時まで)
CAP治療は事前に予約が必要です。
お気楽にご連絡ください。
 
医療法人邦真会
桑原クリニック
〒860-0812
熊本県熊本市中央区南熊本2丁目11−27
TEL.096-362-3511
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