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人工透析内科

腎不全とは

 何らかの原因で(慢性腎炎・糖尿病性腎症・腎硬化症など)腎臓の働きが悪くなる状態を腎不全と言います。
 腎不全になると尿が正常に作られず、水分や尿毒素・電解質などの体液の調整ができなくなります。それにより食欲不振、倦怠感、息切れ、むくみなどの症状が出るようになります。
 腎不全の末期=尿毒症になると、電解質異常、肺水腫、中枢神経異常、消化管の出血などが起こりやすくなり、腎臓移植または人工透析治療をしなければ生命を維持できなくなります。

腎臓の機能

  腎臓の機能    腎不全の時起こる異常の例
①水の排泄
 浮腫(むくみ)、高血圧、肺水腫(肺に水が溜まる)
②酸・電解質の排泄
 アシドーシス(体に酸が溜まる、高カリウム、高リン血症
③老廃物の排泄
 尿毒症(気分不快、食欲低下、嘔吐、意識障害
④造血ホルモンの産生
 貧血
⑤ビタミンDの活性化
 低カルシウム血症、骨の量・質の低下
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桑原クリニック
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